9月1日に行ったFAUレクチャー《魯迅の世界性、現代性、政治性》の講師、丸川哲史さんも役者として参加する野戦之月のテント芝居が今週末(9月29、30日 隅田公園 山谷堀広場)と来週末(10月6、7、8日 国立市矢川上公園)に行われます。台湾(海筆子TENT16-18)、北京(北京流火テント劇社)、済州島(ムングループ)のテント芝居とともに作り上げた新作『「二つ三つのイーハトーブ物語」—第一部 「堂々たるデク」』をぜひご覧ください。
<野戦18の秋>野戦之月テント芝居公演
「二つ三つのイーハトーブ物語」—第一部 「堂々たるデク」
・場所, 日時
9月29日(土)、30日(日)
隅田公園 山谷堀広場(東京都台東区浅草)
10月6日(土)、7日(日)、8日(月・祝)
国立市矢川上公園(国立市富士見台)
ともに17時半開場、18時開演
・料金
前売/予約 3,000円 当日 3,500円
外国籍者・大学生 2,000円
中高生 1,500円 小学生以下無料
山谷堀広場公演はカンパ制(入場料に準ずる)
私たちのテント場は旅をしています。
まるで難民のように。
昨年秋、私たちのテント場は「クオキイラミの飛礫ーワタシヲスクエ!」を「野戦之月」を主体として井の頭公園で上演しました。
そして今年の1月は「海筆子TENT16-18」(台湾)を主体として「世界是一匹陣痛的獣」を台湾の3都市で上演。
続いて5月には「北京流火テント劇社」を主体として北京市内2カ所にて「小D・返故郷」を上演しました。
6月は東京の明治大学で野戦之月と丸川ゼミを共同主体に4年目4回目の試演会「イーハトーブの鍵」を上演しました。
また7月には済州島カンジョン村において「テントワークチョップ2」が「ムングループ」主体で行われました。
いずれのテント場も、当該地域のテントグループを主体とし、そこへ各地域のメンバーが参加、協働するカタチで成立しています。
今回、野戦之月のこのテント場も同様です。
野戦之月メンバーとその協働者を主体に、海筆子、流火、丸川ゼミ、ムングループのメンバーが参集します。
私たちのテント場は、このような組織性の乏しい集団として、内なる難民の想像力の居場所を求めて、宮沢賢治の残した耳鳴りのような「イーハトーブ」の物語へと向かいます。
<出演>
ばらちづこ 丸川哲史 森 美音子 雲隠始終郎 林 欣怡 みりん リュウセイオー龍 申源 小童 三里敦 吳 亭儀 楊 璨鴻 押切マヲ 矢野玄朗 桜井大造
<工作人員>
作・演出 桜井大造
音楽 野戦の月楽団 原田依幸
舞台監督 おおやまさくに
照明 2PAC
音響 羅 皓名
舞台美術 李彦 中山幸雄
舞台道具 野戦之月舞台部 Doyoung Park
ドンソク 風間竜次 森 温
衣装 野戦之月衣装部 楊 禮榕
宣伝美術 小童 みりん
翻訳通信 含氷
制作 野戦之月制作部 今泉隆子
押切珠喜
後見 伊井嗣晴 崔 真碩 武内理恵
山口めぐみ 根岸良一
新井輝久
共同製作
海筆子TENT16-18(台湾)
北京流火テント劇社
協力団体
山谷労働者福祉会館活動委員会
明治大学大学院丸川ゼミ
済州島カンジョン「ムングループ」
「山谷」制作上映委員会
独火星 広島アビエルト プーロ舎
(チケット取り扱い)
模索舎 03-3352-3557
(予約・問合せ)
携帯 090-8048-4548
E-mail yasen2011@ezweb.ne.jp