5月19日の自由読書会は、与謝野晶子『階級闘争の彼方へ』を読みます。
「人類が連帯責任の中に協力して文化主義の生活を建設し、その生活の福祉に均霑することが、人生の最高唯一の理想であると私は信じています。文化生活が或程度の成熟期に入れば、そこには個人の能力に適する正当な社会的分業の生活があるばかりで、只今のように、同じ人類の内に甲と乙とで利害を異にし、甲の幸福のためには乙の幸福を犠牲とせねばならず、従って甲と乙とはその境遇に由って人格価値に優劣を分ち、生活の機会と享楽とに差等を生じる、いわゆる階級思想の如きものは、全く一掃されてしまうでしょう。」与謝野晶子『階級闘争の彼方へ』より
予定はスケジュールをご確認ください。
第1第3(第5)水曜日 19:30~21:00
場所:素人の乱12号店|自由芸術大学
杉並区高円寺北3-8-12 フデノビル2F奥
資料の準備がありますので、参加される方は下のフォームよりお申し込みください。
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