転換期を生きる意識は広く通じる。今日もそうだし、1950年代もそうだった。転換期は傍観を許さず、参加せざるおえない意味を持つ。その中を生きている意識は、どのような表現を呼び起こし、どのような表現を必要とするかを、50年代を中心に ― 版画運動と、ルポルタージュ絵画と、創造美育という実例を取り上げながら ― 考えていきたい。
宮沢賢治『農民芸術概論綱要』を読む
次回、自由芸術読書会は7月19日(水)20:00~21:30
宮沢賢治の「農民芸術概論綱要」を、マロリ・フロム『宮沢賢治の理想』の「農民芸術概論綱要」注釈を参照しながら読み解いていきます。
プロプライエタリ社会をハックする
ネットのややこしい「技術」なんか知ったこっちゃない、便利ならとりあえずいいか…というアクティビストのための、それって、結構ヤバいんじゃないかということを巡るレクチャー&トーク
日 時:2017年7月16日(日)19:00~21:00/18:30 Open
場 所:素人の乱12号店|自由芸術大学
平林初之輔『民衆芸術の理論と実際』を読む
次回、6月7日(水)の自由芸術読書会は、平林初之輔が大正10年8月の「新潮」で発表した『民衆芸術の理論と実際』を読みます。
加藤一夫『民衆芸術論』を読む
5月31日(水)20時~21時半の自由芸術読書会は …
フライヤー《足立正生は革命においてシュルレアリストである》
6月3日(土)開講《足立正生は革命においてシュルレ …
足立正生は革命においてシュルレアリストである
日時:2017年6月3日(土)
19:00~20:30(18:30開場)
場所:素人の乱12号店|自由芸術大学
スピーカー:足立正生(映画監督)
聞き手:京谷裕彰(詩人/批評家)
2017年夏季集中講座のチラシデザイン
夏は虐殺の季節だ。うだるような暑さにガマの中で自決を迫られ、火炎放射器で焼かれる沖縄の人を想い、入道雲に原爆のキノコ雲を重ね合わせ、太陽の閃光に身を焦がす。これから忘却を強要され、私たちは殺人をそして戦争を、アルベール・カミュの『異邦人』のように太陽のせいにしていくのだろうか。軍靴の響きが再び聞こえ始めようとしているこの夏に、戦争に抗い、記憶を繋ぐ表現と手段を持ち続けるため、夏季集中講座として二つのレクチャーを連続で開講します。
美術が繋ぐ広島・沖縄
丸木位里、丸木俊のアトリエに『原爆の図』を展示するために建てられた丸木美術館、丸木位里・俊の想いを沖縄で継ぐため、普天間基地の一角を返還させ『沖縄戦の図』を展示するために建てられた佐喜眞美術館。人間と戦争をテーマとし、記憶の忘却に抗うふたつの美術館の学芸員が、平和をつくる美術とその作品を収蔵する美術館についてレクチャーします。
越境し共謀するアーティストたち(戦前編)
シリー・エロシェンコと宮城与徳の生き方とアーティストの表現について考えながら、私たちにはまだまだ多くの共謀の可能性があるのだ、という勇気と展望を彼らの生き方と表現から掴みたいと思います。