世界がウェブ状に接続されることで、自由な文化が目に見える形で現れてきました。自由な文化による生きた労働の可能性を探っていきます。
街に氾濫する欲情するコマーシャル、テレビから流れだしてくる資本と政府の指令、ネットに溢れるヘイトスピーチ。それらは社会全体を取り囲む無実の牢獄をつくりだしています。その牢獄の鉄格子に少しづつ切れ目を入れている手作りのナイフに、グラフティ、自由ラジオ、コピーレフトといったフリー・カルチャーがあります。自主自立と相互扶助の精神。それらは「生きた労働」と言えるものでしょう。様々なフリー・カルチャーを見い出し研究することで、その実践に繋げていきます。