次回4月15日の読書会から、急遽、本を変更して、次回から「われ反抗す,ゆえにわれら在り ――カミュ『ペスト』を読む」を読みます。
【要旨】
アルベール・カミュの『ペスト』(1947年)は、「不条理に人間としてどう立ち向かうか」を描いた小説として、時代を越えて読み継がれている。特に、3.11を経験し、戦後民主主義を否定する政治的な動きが広がる現在の日本社会において、この作品を読む意義は大きい。不条理に反抗する力とは。人間の可能性とは。カミュの思想も紹介しながら、根源から読み解く。
【目次】
はじめに――なぜ,いま『ペスト』なのか
第1章 ペストに襲われた町
第2章 災禍に戸惑う人びと
――ペストは《神の審判》なのか
第3章 《神なしに》ペストと闘う人びと
――誠実に生きるということ
第4章 「われ反抗す,ゆえにわれら在り」
――カミュとボンへッファー
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