転換期を生きる意識は広く通じる。今日もそうだし、1950年代もそうだった。転換期は傍観を許さず、参加せざるおえない意味を持つ。その中を生きている意識は、どのような表現を呼び起こし、どのような表現を必要とするかを、50年代を中心に ― 版画運動と、ルポルタージュ絵画と、創造美育という実例を取り上げながら ― 考えていきたい。
カテゴリー: Lecture
プロプライエタリ社会をハックする
ネットのややこしい「技術」なんか知ったこっちゃない、便利ならとりあえずいいか…というアクティビストのための、それって、結構ヤバいんじゃないかということを巡るレクチャー&トーク
日 時:2017年7月16日(日)19:00~21:00/18:30 Open
場 所:素人の乱12号店|自由芸術大学
美術が繋ぐ広島・沖縄
丸木位里、丸木俊のアトリエに『原爆の図』を展示するために建てられた丸木美術館、丸木位里・俊の想いを沖縄で継ぐため、普天間基地の一角を返還させ『沖縄戦の図』を展示するために建てられた佐喜眞美術館。人間と戦争をテーマとし、記憶の忘却に抗うふたつの美術館の学芸員が、平和をつくる美術とその作品を収蔵する美術館についてレクチャーします。
越境し共謀するアーティストたち(戦前編)
シリー・エロシェンコと宮城与徳の生き方とアーティストの表現について考えながら、私たちにはまだまだ多くの共謀の可能性があるのだ、という勇気と展望を彼らの生き方と表現から掴みたいと思います。
自由芸術大学夏季集中講座
軍靴の響きが再び聞こえ始めようとしているこの夏に、戦争に抗い、記憶を繋ぐ表現と手段を持ち続けるため、夏季集中講座として、7月1日、2日の二日間、レクチャーを連続で開講します。
日本の社会派アート100年
2017年5月27日(土)19:00~21:30
@IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
スピーカー:足立元
第二回自由芸術大学「あらゆるアートは共謀/狂暴である」
共謀罪はアーティストにとってもかなりヤバい!文化弾圧でもあり、ストリートの自由を圧殺し、対抗文化を根絶やしにする。だからこそ、今あえて、共謀罪に反対するアクションを共謀し、戦時極右政権の下での反政府プロパガンダを共謀しなければならないのではないか!?
第一回自由芸術大学「詩と絵画の夕べ」
民衆詩を撒く—1950年代サークル文化運動
3月4日(土)19:00~21:00
池上善彦×松本麻里×and more…
新自由主義の限界が露呈し貧富の格差が拡大し続ける現在、「サークル文化運動」という民衆芸術の果実を咀嚼し、私たちの中の民衆を取り戻す。
Lecture
自由芸術大学の講義は、主に高円寺の素人の乱12号店で、月一回程度不定期で開催します。