1月28日に行ったレクチャー「知られざる共同体──ゴッホと画家組合」の続編として、今年の6月12日に明治大学教養デザイン研究科の特定課題講座「風に吹かれて テントは世界を包む2018」の中で講演を行います。
カテゴリー: Art History
知られざる共同体──ゴッホと画家組合
2018年最初のFAUレクチャーは、新宿1丁目IRREGULAR RHYTHM ASYLUMで、ゴッホの愛と死をめぐって、ジャン・リュック・ナンシー『無為の共同体』、モーリス・ブランショ『明かしえぬ共同体』、ジョルジョ・アガンベン『到来する共同体』を横断しつつ、共同体の可能性を探ります。
レクチャー《戦後初の公選杉並区長―新居格から受け継ぐこと》丸浜江里子さん欠席のお知らせ
講師としてお招きしていた丸浜江里子さんが体調不良に …
池田龍雄さんと宮田徹也さんを囲んで
9月10日(日)『リアリズムの前衛/美術の証言』の終了後に、講師の池田龍雄さんと宮田徹也さんを囲んでの会食を行うことになりました。カンパ制の立食で行いますので、お時間の許す方はぜひご参加ください。
◎会食の時間は午後6時半頃から午後8時頃までです。
ロシア革命100年:ソ連のアンダーグラウンド・アート
1932年に開かれた共産党大会での芸術の統制・管理を行う決議による、社会主義リアリズムの公式化/制度化から、1980年代後半、ペレストロイカによる民主化が始まるまでの苦難の時代に、ソ連の現代芸術家がどのように制作/発表し、ロシア現代美術がどのように発展してきたのかを、代表的な4人のアーティストの作品と活動を中心にレクチャーします。
日 時:2017年10月15日(日)19:00~21:30
場 所:素人の乱12号店|自由芸術大学
講 師:ナディア・コズリナ
イントロダクション:池上善彦
転換期の文化と運動
転換期を生きる意識は広く通じる。今日もそうだし、1950年代もそうだった。転換期は傍観を許さず、参加せざるおえない意味を持つ。その中を生きている意識は、どのような表現を呼び起こし、どのような表現を必要とするかを、50年代を中心に ― 版画運動と、ルポルタージュ絵画と、創造美育という実例を取り上げながら ― 考えていきたい。
美術が繋ぐ広島・沖縄
丸木位里、丸木俊のアトリエに『原爆の図』を展示するために建てられた丸木美術館、丸木位里・俊の想いを沖縄で継ぐため、普天間基地の一角を返還させ『沖縄戦の図』を展示するために建てられた佐喜眞美術館。人間と戦争をテーマとし、記憶の忘却に抗うふたつの美術館の学芸員が、平和をつくる美術とその作品を収蔵する美術館についてレクチャーします。
越境し共謀するアーティストたち(戦前編)
シリー・エロシェンコと宮城与徳の生き方とアーティストの表現について考えながら、私たちにはまだまだ多くの共謀の可能性があるのだ、という勇気と展望を彼らの生き方と表現から掴みたいと思います。
自由芸術大学夏季集中講座
軍靴の響きが再び聞こえ始めようとしているこの夏に、戦争に抗い、記憶を繋ぐ表現と手段を持ち続けるため、夏季集中講座として、7月1日、2日の二日間、レクチャーを連続で開講します。
日本の社会派アート100年
2017年5月27日(土)19:00~21:30
@IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
スピーカー:足立元