夏は虐殺の季節だ。うだるような暑さにガマの中で自決を迫られ、火炎放射器で焼かれる沖縄の人を想い、入道雲に原爆のキノコ雲を重ね合わせ、太陽の閃光に身を焦がす。これから忘却を強要され、私たちは殺人をそして戦争を、アルベール・カミュの『異邦人』のように太陽のせいにしていくのだろうか。軍靴の響きが再び聞こえ始めようとしているこの夏に、戦争に抗い、記憶を繋ぐ表現と手段を持ち続けるため、夏季集中講座として二つのレクチャーを連続で開講します。
2017年 自由芸術大学 夏季集中講座のチラシデザインが出来ました。
チラシを置いてくれる店を知っているなど、配布のお手伝いをしていただける方は、下のフォームよりお知らせください。今月末の印刷予定です。