1918年、創作版画作家たちが集まり「創作版画協会」を設立しました。1931年には「日本版画協会」となり、その規模を拡大します。戦後には魯迅の木刻運動に呼応した「版画運動協会」も立ち上がり、民衆をも巻き込んだ版画運動が起こります。ふたつの運動を行き来した作家たちも協力して、日中友好版画展も定期的に開催されました。
今年、第85回展となる日本版画協会展が、東京都美術館で10月7日〜10月22日まで開催されています。FAUの自由版画教室では、今年、日中現代版画交流展も同時開催される日本版画協会展を見に行き、木版画やその他の版画の技法について、課外授業を行います。
『日本版画協会 第85回版画展』
http://www.hangakyoukai.com/exhibition/index.html
日 時:2017年10月22日(日)午後2時~午後5時頃
集 合:JR上野駅公園口 改札前
参 加:無料、日本版画協会 版画展入場料:600円
※チラシのプリント持参で400円で入場できます。
http://www.hangakyoukai.com/exhibition/img/chirashi17.pdf
ナビゲーター:上岡誠二(自由芸術大学)
当日の連絡先:080-4175-1962(ウエオカ)