【延期のお知らせ】新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえて、延期させていただきます。開催については、今後の状況を見て改めてご案内いたします。楽しみにされていた皆様には心よりお詫び申し上げます。みなさま、お体にはお気を付けてお過ごしください。
加納土監督が卒業制作作品として発表したドキュメンタリー映画『沈没家族』は、2017年のPFF(ぴあフィルムフェスティバル)などで受賞し、話題となりました。「劇場版」として再編集した作品は2019年に一般公開され注目を集めます。その映画には、1995年シングルマザーとなった母親の加納穂子が呼びかけ、母子家庭や保育人としての独身者が集まり実践した、共同保育『沈没家族』の記憶を辿ることで、オルタナティブな共同保育の可能性や血縁を越えた家族のかたちが捉えられています。
上映後のトークでは、血のつながった家族で暮らす「家」から共同保育という「放牧地」へ、そして六年間の『沈没家族』を過ごした後に、「草原」を求めて八丈島へと旅立った加納親子の「その後」と現在、そして新たな挑戦について語っていただきます。
トークゲスト:加納穂子×加納土
司会:丸川哲史
日 時:新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえて延期いたします。
場 所:素人の乱 12号店
杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋
参加費:1000円+ワンドリンク
★終了後に交流鍋会(カンパ制)を行う予定です。
★日時が変更となる場合があります。お出かけ前にホームページでご確認ください。https://www.freeart-univ.org
加納穂子
22歳(加納土1歳)のときに、共同で子育てを行う『沈没家族』を始める。『沈没ハウス』2003年に土とともに八丈島に移り住み、現在は一般社団法人「八丈島ドロップス」の代表として、地域活動支援センター、自然養鶏、ヘルパーステーションの三つの事業を行っている。
・「八丈島ドロップス」ブログ http://hachijo-drops.sblo.jp/
加納土
ドキュメンタリー映画『沈没家族』監督、武蔵大学社会学部メディア社会学科卒業、卒業制作『沈没家族』がPFF等の映画祭で評価され、劇場公開、注目を集める。現在、次作となるドキュメンタリー映画の撮影と筑摩書房から6月に出版予定の『沈没家族』を執筆中。
・ドキュメンタリー映画『沈没家族 劇場版』ホームページ http://chinbotsu.com/
丸川哲史:
2007年一橋大学大学院言語社会研究科にて博士号(学術)取得。現在、明治大学政治経済学部教授、同大学大学院教養デザイン研究科兼任。専攻は東アジア文化論。